前回から時間がだいぶ経ってしまいましたが、引き続き作業をして作り帯(名古屋帯)を完成させたいと思います!!
前回はこちら
今回は、まず切り落とした「胴」に着手します。
1.腰紐を半分に切る。
2.胴の切り口から見えている帯芯の端を1~2センチ切り落とす。
3.胴の両端を1センチ内側に折り込み、本ぐけでくける。
「本ぐけ?」という方はこちら!→「本ぐけ」とはなんぞや?
最後まで縫うとだめですよ~。下のほうに腰紐を入れる隙間を残して下さい。
見えるところではないし、腰紐もまとめて全部並縫いで縫って固定!という猛者は針折れと怪我にご注意下さい😢
胴の上下を間違えて腰紐を取り付けると取り返しがつかない(糸を抜くだけですが、これが一苦労😭)ので、上図を参考にして上下を確認して下さい。
ちなみに、上側に腰紐をつける場合もありますが、私は下側のほうがしっかり締められると思います。
4.切った腰紐を胴の両端下側に差し込んで、しっかり縫い付ける。
締めるときにきつく引っ張るので、返し縫いなどの方法でしっかり固定して下さい。
5.完成!!
次は「たれ」「手」を合体させます。
特に絵にするほどのこともありませんが、せっかく作ったので😅
柄のない裏側に手を縫い付けます。
右と左、どっち?となると思いますが、お好みでどうぞ。
私は勘違いして、自分が思っていたのとは逆の関東巻きに縫い付けてしまいました(笑)
1.手の切り口から見えている帯芯を1~2センチ切り落とす。
ここの作業は上記、胴の部分と全く同じです。
2.胴の両端を1センチ内側に折り込み、本ぐけでくける。
ここも同じ。
私は縫い付けのときに針を通す枚数をへらすためにここでしっかり口を閉じました。
(本当にかたい生地で針が折れそうだったので、たれと手の接する部分の生地のみを針ですくい縫い付けました)
ここは、特に手芸用ボンド使えば良かったかなあと思うところです。
3.たれに手を固定して、縫い付ける。
洗濯ばさみで固定すると良いかもしれません。
固定する位置は、タレ先の下端から9~10センチのところ。
この帯のように線が存在する場合はその線に合わせて下さい。
手の上下を間違えないよう気をつけてください。
苦労が水の泡になります。。。😂
4.完成
この帯は胴部分はリバーシブル(というか、お太鼓柄と全く同じでした)なので、その日の気分に合わせて白のお獅子を出すか赤のお獅子を出すか選べます👍
今日もお付き合いありがとうございました!
⚠ブログ上の絵や写真は無断転載しないで下さい。
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