こんにちは!!
普段は英語で書いていますが今日は「本ぐけ」について日本語で書いてみたいと思います。
まず「くける」ですが、辞書で調べたら「くけ縫いにすること」とありました😂
個人的にツッコミたい気持ちを抑えて「くけ縫い」を調べると「和裁で布端を処理する時に、表から縫い目が見えないようにする縫い方」という説明でした。
着物ではこの縫い方が多様されていますね。洋服では装飾性を高めた縫い目(ステッチ)が見られる一方で、着物ではなるべく縫い目を隠す。
審美観の違いが現れていて面白いです😀
本ぐけとは
|
それはさておき、とりあえず今日ご紹介するのはくけ縫いのひとつ、「本ぐけ」です。
写真は帯の胴の端を始末しています。
橙色と黄緑色でひかれた線は折り山です。
本ぐけはこのように二枚の布の端の縫い代のみを交互に縫うことで、全く表に縫い目を見せずに針を進めることができます。
縫い目は縫い代の裏側に出ます。
下に図解を用意しました。
図解!!本ぐけ
|
赤い糸が二枚の布(薄橙色、薄水色)の間を交互に行き来しています。
本来は薄橙色の布も縫い代を作って(わって)縫うのですが、針の動きをわかりやすく図示するために、あえて折らずに平面にしています。
桃色の点線は裏側なので本来見えません。
断面図からわかるように、薄水色の方は糸が見える側に突き抜けていません。
ただいまチクチク中 本ぐけ
|
あ~、やはり日本語で書くのは早いですね。30分の1の時間でできました(笑)
私のブログでは、着物でのお出かけの様子や大好きな茶菓(茶道のお菓子)についての情報を発信しています。
興味がおありの方は是非のぞいてください!!😁
⚠ブログに掲載の図や写真、文章は無断で転載しないで下さい。
リンクをはっていただくのは大歓迎♪事前にコメントいただけると嬉しいです。
ありがとうございます!!
No comments:
Post a Comment