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Jan 22, 2019

②二部式作り帯 切る!縫う!以上。困った名古屋帯が出番倍増♪

こんばんは!
前回から時間がだいぶ経ってしまいましたが、引き続き作業をして作り帯(名古屋帯)を完成させたいと思います!!

前回はこちら


今回は、まず切り落とした「」に着手します。

.腰紐を半分に切る。

.胴の切り口から見えている帯芯の端を1~2センチ切り落とす。

.胴の両端を1センチ内側に折り込み、本ぐけでくける。
「本ぐけ?」という方はこちら!→「本ぐけ」とはなんぞや?

最後まで縫うとだめですよ~。下のほうに腰紐を入れる隙間を残して下さい

見えるところではないし、腰紐もまとめて全部並縫いで縫って固定!という猛者は針折れと怪我にご注意下さい😢



胴の上下を間違えて腰紐を取り付けると取り返しがつかない(糸を抜くだけですが、これが一苦労😭)ので、上図を参考にして上下を確認して下さい。
ちなみに、上側に腰紐をつける場合もありますが、私は下側のほうがしっかり締められると思います。


.切った腰紐を胴の両端下側に差し込んで、しっかり縫い付ける。


はい、縫い方めちゃくちゃです。いいんです、外からは見えません😂笑
締めるときにきつく引っ張るので、返し縫いなどの方法でしっかり固定して下さい。

.完成!!



次は「たれ」「」を合体させます。


特に絵にするほどのこともありませんが、せっかく作ったので😅
柄のない裏側に手を縫い付けます。
右と左、どっち?となると思いますが、お好みでどうぞ。
私は勘違いして、自分が思っていたのとは逆の関東巻きに縫い付けてしまいました(笑)

.手の切り口から見えている帯芯を1~2センチ切り落とす。
ここの作業は上記、胴の部分と全く同じです。

胴の両端を1センチ内側に折り込み、本ぐけでくける。
ここも同じ。
私は縫い付けのときに針を通す枚数をへらすためにここでしっかり口を閉じました。
本当にかたい生地で針が折れそうだったので、たれと手の接する部分の生地のみを針ですくい縫い付けました)
ここは、特に手芸用ボンド使えば良かったかなあと思うところです。

.たれに手を固定して、縫い付ける。
洗濯ばさみで固定すると良いかもしれません。

固定する位置は、タレ先の下端から9~10センチのところ。
この帯のように線が存在する場合はその線に合わせて下さい。


手の上下を間違えないよう気をつけてください
苦労が水の泡になります。。。😂

4.完成

この帯は胴部分はリバーシブル(というか、お太鼓柄と全く同じでした)なので、その日の気分に合わせて白のお獅子を出すか赤のお獅子を出すか選べます👍

いちおうオランダ線(上の線)に合わせて手をつけましたが、やはりたれ先がやや長い印象😅山の刺繍があるから仕方ないのですが。かいきり線(下の線)が見えないように切って縫ってもよいかな~。めんどくさいな~笑

今日もお付き合いありがとうございました!

ブログ上の絵や写真は無断転載しないで下さい。

Jan 16, 2019

①二部式作り帯 切る!縫う!以上。困った名古屋帯が出番倍増♪

こんにちは。

アンティークショップで一目惚れして買ったけど、なんか短くて... ??」
「名古屋帯をしめたいけど、結局時間がなくて半幅ばかり...??」
「おばあちゃんの名古屋帯、なんだかお太鼓柄がうまく出ない??」
そんなお悩みありませんか?

実は私もその一人でした。「なんとかすれば着られるでしょ」と諸先輩方のアドバイスをいただいたり、短いお太鼓結びの方法を有料で教わったり...
でも、結局いつもと違う結び方が必要な帯は、急いでいるとき(特に子育て中)にはおよびでない!手元にきてからまともに着用しないまま早3年😓

「こりゃダメだ」と思い、作り帯にすることにしました。プロに頼むと1万円以上
自分でやれば限りなく0円に近く、頑張った分愛着もわくこと請け合い!!!??
切るか、切らないで作るか。悩みましたが切ることに。

理由① 切らないで縫って作っても、結局その後ほどくことはあまりないと聞いて(個人の意見)
理由② お太鼓の形を保ったまま縫い付けるとかさばり、着物タンスの中で収納場所に困るから
理由③ 切って作ってみたかったから(笑) 

では、さっそく必要なものをご説明!!

まず、問題の名古屋帯!! どどーん。

タレ先がやけに長い

 実はこの帯、祖母が若い頃に反物から作ったものなのですがお太鼓柄と胴の柄の間隔が短すぎて、両方の柄をうまくだせませんでした(下の図参照)。

case1のときは羽織でごまかすのもアリ?いやいや。


裁縫道具など


木綿の糸と普通の針(がっつり縫います故。。。)
裁ち切りバサミ
糸切りバサミ
固定用の洗濯ばさみ(なくても可)
メジャーかものさし
チャコペン

腰紐
帯の色と近ければ、万が一隠していたのが出てきても目立たない。
長さは60~70センチあれば十分。丈夫なリボンを使っている方も。
ウール(モスリン)はおすすめできません。保管中に虫食いの害にあいそうなので💦
私は綿ポリにしました。ポリ100%はツルツル滑りそうな気がしています😨

あと、こんなものがお助けになるかもしれません。
手芸用ボンド!!


今回の作業では使いませんでしたが、実はコレ。切ったあとの端を縫う代わりに使えるのではないかと思っています。
もちろん、夏用の帯や薄いものはやめておいたほうが無難。
いずれ試してみたいです😀

どこを切るか決める


タレの長さはタレ先の端から100センチあれば十分です。連続柄ではなくポイント柄の場合は見せたいポイント柄の中心から上30センチはみて切る場所を決めると安心です。
あまり短いと帯枕を挟んだときにお太鼓が下にずり落ちます😱(胴と連結させないので)
試してみて下さい。

手は端から40センチとると、約3センチずつ左右に出せました。
胴の長さが足りないときは節約して35センチまで縮められるかと思いますが、左右対称の出し方はできません。
もしくは、胴の長さが足りなければ強度のある足し布をすれば良いかと思います。


ずばーーーっと、決めたらひと思いに切って下さい👍
この帯、個人的に締めやすいと思ったら、かなりしっかりした綿芯でした!

次回は一気に縫っていきたいと思います。
もし、「くける」「本ぐけ」「ほんぐけ」という言葉が初耳の方は是非こちらをお読み下さい!

ご不明な点がありましたら、お気軽にご質問下さい!
⚠絵や図は許可なく転載しないで下さい。

ありがとうございます!






 

Jan 11, 2019

「本ぐけ」とはなんぞや? 和裁独特の縫い方 「くける」

こんにちは!!
普段は英語で書いていますが今日は「本ぐけ」について日本語で書いてみたいと思います。

まず「くける」ですが、辞書で調べたら「くけ縫いにすること」とありました😂
個人的にツッコミたい気持ちを抑えて「くけ縫い」を調べると「和裁で布端を処理する時に、表から縫い目が見えないようにする縫い方」という説明でした。

着物ではこの縫い方が多様されていますね。洋服では装飾性を高めた縫い目(ステッチ)が見られる一方で、着物ではなるべく縫い目を隠す。
審美観の違いが現れていて面白いです😀

本ぐけとは





それはさておき、とりあえず今日ご紹介するのはくけ縫いのひとつ、「本ぐけ」です。
写真は帯の胴の端を始末しています。
橙色と黄緑色でひかれた線は折り山です。

本ぐけはこのように二枚の布の端の縫い代のみを交互に縫うことで、全く表に縫い目を見せずに針を進めることができます。
縫い目は縫い代の裏側に出ます。


下に図解を用意しました。






図解!!本ぐけ
赤い糸が二枚の布(薄橙色、薄水色)の間を交互に行き来しています。
本来は薄橙色の布も縫い代を作って(わって)縫うのですが、針の動きをわかりやすく図示するために、あえて折らずに平面にしています。
桃色の点線は裏側なので本来見えません。
断面図からわかるように、薄水色の方は糸が見える側に突き抜けていません。

ただいまチクチク中 本ぐけ


あ~、やはり日本語で書くのは早いですね。30分の1の時間でできました(笑)

私のブログでは、着物でのお出かけの様子や大好きな茶菓(茶道のお菓子)についての情報を発信しています。
興味がおありの方は是非のぞいてください!!😁

⚠ブログに掲載の図や写真、文章は無断で転載しないで下さい。
リンクをはっていただくのは大歓迎♪事前にコメントいただけると嬉しいです。

ありがとうございます!!