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Jan 16, 2019

①二部式作り帯 切る!縫う!以上。困った名古屋帯が出番倍増♪

こんにちは。

アンティークショップで一目惚れして買ったけど、なんか短くて... ??」
「名古屋帯をしめたいけど、結局時間がなくて半幅ばかり...??」
「おばあちゃんの名古屋帯、なんだかお太鼓柄がうまく出ない??」
そんなお悩みありませんか?

実は私もその一人でした。「なんとかすれば着られるでしょ」と諸先輩方のアドバイスをいただいたり、短いお太鼓結びの方法を有料で教わったり...
でも、結局いつもと違う結び方が必要な帯は、急いでいるとき(特に子育て中)にはおよびでない!手元にきてからまともに着用しないまま早3年😓

「こりゃダメだ」と思い、作り帯にすることにしました。プロに頼むと1万円以上
自分でやれば限りなく0円に近く、頑張った分愛着もわくこと請け合い!!!??
切るか、切らないで作るか。悩みましたが切ることに。

理由① 切らないで縫って作っても、結局その後ほどくことはあまりないと聞いて(個人の意見)
理由② お太鼓の形を保ったまま縫い付けるとかさばり、着物タンスの中で収納場所に困るから
理由③ 切って作ってみたかったから(笑) 

では、さっそく必要なものをご説明!!

まず、問題の名古屋帯!! どどーん。

タレ先がやけに長い

 実はこの帯、祖母が若い頃に反物から作ったものなのですがお太鼓柄と胴の柄の間隔が短すぎて、両方の柄をうまくだせませんでした(下の図参照)。

case1のときは羽織でごまかすのもアリ?いやいや。


裁縫道具など


木綿の糸と普通の針(がっつり縫います故。。。)
裁ち切りバサミ
糸切りバサミ
固定用の洗濯ばさみ(なくても可)
メジャーかものさし
チャコペン

腰紐
帯の色と近ければ、万が一隠していたのが出てきても目立たない。
長さは60~70センチあれば十分。丈夫なリボンを使っている方も。
ウール(モスリン)はおすすめできません。保管中に虫食いの害にあいそうなので💦
私は綿ポリにしました。ポリ100%はツルツル滑りそうな気がしています😨

あと、こんなものがお助けになるかもしれません。
手芸用ボンド!!


今回の作業では使いませんでしたが、実はコレ。切ったあとの端を縫う代わりに使えるのではないかと思っています。
もちろん、夏用の帯や薄いものはやめておいたほうが無難。
いずれ試してみたいです😀

どこを切るか決める


タレの長さはタレ先の端から100センチあれば十分です。連続柄ではなくポイント柄の場合は見せたいポイント柄の中心から上30センチはみて切る場所を決めると安心です。
あまり短いと帯枕を挟んだときにお太鼓が下にずり落ちます😱(胴と連結させないので)
試してみて下さい。

手は端から40センチとると、約3センチずつ左右に出せました。
胴の長さが足りないときは節約して35センチまで縮められるかと思いますが、左右対称の出し方はできません。
もしくは、胴の長さが足りなければ強度のある足し布をすれば良いかと思います。


ずばーーーっと、決めたらひと思いに切って下さい👍
この帯、個人的に締めやすいと思ったら、かなりしっかりした綿芯でした!

次回は一気に縫っていきたいと思います。
もし、「くける」「本ぐけ」「ほんぐけ」という言葉が初耳の方は是非こちらをお読み下さい!

ご不明な点がありましたら、お気軽にご質問下さい!
⚠絵や図は許可なく転載しないで下さい。

ありがとうございます!






 

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